この業界で「桐芯」と言えば、ケースの芯材に無垢の桐材を使った調湿性に優れた高級ケースのこと。
機能性を考えれば断然桐芯のケースが良いのですが、その分値が張るので、気軽に手に取るにはちょっと……というところが玉にキズだったり。
また、桐は割れやすい性質を持っているため、強度を保つためにはそれなりに厚い板を使用し、その上でまた横板を渡すなど、いくつかの工夫が必要になりますが、そのせいでケース全体の重さも重くなってしまい、持ち運びにはちょっと大変な面もありました。
そこで弊社は「持ち運びやすい、価格も手ごろに」を目指した桐製軽量ケースを考えました。
考えた内容については企業秘密ですが、この改良によって重さと厚みという問題点をクリアしました。
こちらのケースは、胴と天神の底にあたる部分にピッタリのクッションが3枚と、厚みを調整する為のクッションが2枚付属しており、全て付け外し自由になっておりますので、胴の大きさに合わせてご利用いただけます。
湿気の多い時期には乾燥材の併用をお勧めします
こちらのケースはお値段がお安くなった分、総桐のケースよりも湿度の調整機能はございませんので、特に湿気の多い時期には乾燥剤との併用をオススメ致します。
- サイズ・重さ
- 地唄:縦102.5cm 横25.5cm(内寸)重さ3.05kg(カバー無)
- 津軽:縦103.5cm 横26.5cm(内寸)重さ3.7kg(カバー無)