琴爪の材料いろいろ
琴爪には高額な象牙の他に、舎利爪やプラスチックで作られたものがあります。
それぞれの特徴
- 象牙
- 象牙の爪は適度な硬さとしなり具合で琴爪には最適とされており、プロの演奏家たちに愛用されています。
しかしワシントン条約による制限等で入手困難になり、価格も高額です。 - 舎利
- 原材料はきめの細かい上質な牛骨を使用しています。プラスチック爪より音色は良いですが象牙の音色には劣ります。
プラスチック爪より耐久性に優れ糸に優しい作りになっている為、お稽古に最適です。 - プラスチック
- 象牙より安価であるということで練習用などに用いられるようですが、柔らかすぎる為やはり良い音色は出ません。
舎利かプラスチックか
上記で紹介したように、お稽古には舎利爪かプラスチック爪を使用される事が多い状況の中、舎利より安価で音色が良く耐久性のある素材で爪を作りたい!!
そこで登場!ハイブリッド爪!!
特徴
・適度なしなりがある為演奏しやすく象牙爪に引けを取らない音色です。※1
・つやがあり滑りがいい為糸に優しいです。
・欠けない割れない耐久性に優れた素材です。
・爪を机に落としてみてくださいガラスの様な音がします。
※1 使用感には個人差があります
素材
・ナイロンとガラス繊維を合成した素材なので、強度・靭性・耐摩耗性に加え柔軟性にも優れています!!